trainです。
毎年この時期はダイヤ改正でいろいろ眺めていますが、
今回は千葉管内で大幅に変更があるようです。
昔と違って人口減少、特に労働人口減少なので年々改悪になる
パターンが多い印象です。まぁ「民間会社」の運営なのでしょうがないのですが。。
①特急の輸送体系の変更
255系の定期運用廃止、E259系の「しおさい」運用化が目玉です。
まぁこれは何となく255系の臨時列車が出てきたり、
259系の塗装を変更したりで予想はできていました。
また事前に24年度から自由席廃止もアナウンスされておりました。
自由席廃止に伴い実質値上げということもあり、しれっと減便と両数減されています。
残す列車の運用上しょうがないのですが、さみしい限りです。
学生時代毎日のように特急を利用していたので、
便利な時に学生時代を過ごせて良かったです。
今後はもっと減便していき、成田エクスプレスに乗るように仕向けそうな感。
短両化で着席できなくなりそうな感もあります。
②京葉線の輸送体系を変更
日中10時~15時を除き、快速を各駅停車に変更とのこと。
これに伴い、爆速の通勤快速が廃止されます。
(所要時間は20分近く伸びる見込み)
ラッシュ時全各停化ということで、外房・内房ユーザーは
特急に乗るか総武線快速を利用してねということなのでしょう。
最近ラッシュ時の列車に乗っていませんが、
コロナ禍で総武線快速に余裕ができたのでしょうかね。
もしくはそんなところから東京に通うのは時代じゃないよと言っているのか。。。
ただでさえ東京駅の乗り換えが不便なのに乗車時間も多くかかるなら、
わざわざ京葉線を利用するメリットは少なくなります。
(東京駅で座れることくらい)
流れ的にはゆくゆくは日中の快速も廃止して、京葉線の蘇我-東京間を
20分間隔にして、武蔵野線で間を補填するのではないかと邪推。
新聞広告で東京から通勤快速で〇〇分とかよく目にしていましたが、
それで買った人は残念としか言いようがありません。
③グリーン車の料金体系の見直し
まぁコロナも明けてかなり混んでいたので、値上げして少し落ち着いた空間に
してほしいところではありましたが、想定以上の値上げに踏み切りました。
(2004年前の料金体系と似た感じ)
ホリデー料金の廃止も合わせて101キロ以上1550円!(これまで800円)
50キロまで750円、100キロまで1000円なのにぐっとあがります。
青春18キッパーのグリーン車利用をつぶしにかかってきたなという印象です。
チケットレスであれば特急のほうが安くなってしまうので、特急が混雑しそうな感。
値上げした分、全グリーン車にコンセントを付けてほしいです。
④新幹線関係
これだけが唯一改善された感じで、インバウンドも増えて増便するようですね。
総括ですが、今後の人口減少、特に労働人口減少、在宅ワークの普及に伴い、
これまで実施してきた地方路線の減便・廃止では耐え切れず、
首都圏の在来線まで「見直し」という名の減便・値上げが避けられない感じです。
まぁこれは「民間会社」での運営であり、時代的にもしょうがないのかなと。
種別の縮小により、快速は減便・廃止して急ぎたい人は
特急か新幹線に誘導となるのでしょう。
それだけでなく、ホームドア設置・ワンマン化の流れも進んでいくので、
駅到着後、ホームドアが開くまで車両のドアが開かない微妙なディレイが
各駅で行われていくので所要時間はどんどん伸びていくのでしょうね。
今のところ通勤に鉄道を利用することはなさそうなので、
いい時代に通学することができてよかったです。