trainです。
先週は工場のトラブルで週の途中から二交代制となり、土曜も仕事で疲れました。
本日は2級化学分析技能士実技試験があったので受験してきました。
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昨年は実技試験に落ちています。。。
今年の試験会場は日鉄テクノロジー㈱東日本事業所で君津でした。
(茨城県はやめました)
8時集合でしたが、何が起こるかわからないので、
朝早めに出たら7時に着いちゃいました。
トラブル対応で仮眠取りたかったですが、寝過ごしそうだったので勉強してました。
試験は9時~定性分析作業(標準時間60分)です。
Zn,Al,Ca,Ag,Co,Fe,Cu,Pb,Ni,Ba,Bi,As,Mg
上記13種類のうち3種類が含まれており、それを与えられた薬品を用いて
求めるというもの。昨年は茨城県で受けましたが、撃沈。
千葉県では前職の子会社の情報をいただき、すでに7種類まで絞られているうえ、
使用機材の情報ももらっているので大分ハードルが低いです。
高校化学を履修した人は化学実験で同様作業をやったことがあるかもしれません。
この辺はネットでもいろいろ情報あるので割と取り組みやすいです。
サンプルの色を見て明らかに入っていないと分かれば途中の操作は省けます。
ただBiとかAsとかは良く調べないとわからないと思います。
たまたま昨年試験終了後に見たmixiによると下記参考書が使えます。
大体全元素網羅されていますが、いかんせん細かすぎる。。。
本日はくじ引きでサンプルを決めたのですが透明の溶液でした。
(各人でサンプルが異なる)
この時点でCuとかFeとかは排除されます。
サンプルに塩酸添加してもなかなか沈殿が出てこず焦りましたが、
大量に添加したら出てきたのでこの辺は焦らずに行くといいと思います。
教わった通りのお作法で30分少々で片付けも含めて終了しました。
次に10時半~定量分析(標準時間75分)です。
こちらは濃度未知のシュウ酸を過マンガン酸カリウムを用いて同定するというもの。
シュウ酸量は20mL採取し、過マンガン酸カリウムは0.2mol/Lで滴定します。
こちらも化学履修した人は簡単な反応かと思います。
下記に示すようなホールピペットやビュレットを使用します。
定量分析なので精度が重要で共洗いとかの作業が発生します。
また同量の純水で空試験なども実施します。
普段分析業務をしていないのでここは周囲の人と段取りに差が出ちゃいます。
なかなかビュレットでの滴定は多く入ったり、止まったりと調整が難しい。
サンプル温度次第では滴定した過マンガン酸カリウムの色がなかなか初めのうちは
消えてくれません。ちょっと焦りますがよく振ってみましょう。
作業は2回やるのですが、どちらも同じ量だったのできっと大丈夫かなと思います。
(昨年は1回目と2回目で差があった)
化学式に則って、20mlのシュウ酸量(mg)を出すのですが、
結果に対してJIS規定四捨五入をします。
こちらは慎重にやって70分くらいで終了。余裕があまりありません。
ちょっと薬品をこぼしたりとかはありましたが、キムワイプで拭いたりしたので
多分大きな減点はないと信じています。
こちらは試験終了後に受験者で会話した際に同じ結果の人がいたので安心しました。
(各人同じサンプルかは不明)
試験会場はかなり暑く、大汗かきながら試験で環境的にきつかったです。
2級受験者は6名で1級受験者は4名で日鉄テクノロジー㈱の人で半分くらいでした。
逆に前職で何名か出願したみたいですが抽選で漏れて1名だけ通過した模様です。
ということで外部の人は各社1名に絞っているような感じでした。
千葉県では2年に1回しか受験機会がないのに厳しいですね。
今年また落ちたらセンスないのでもう化学分析技能士は受けません。
環境計量講習を1週間かけて受験し、環境計量士を取得します。
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そんなこんなで昼過ぎに試験が終了し、木更津の沖食堂へ。
大変おいしくすすれました。
電験二種一次試験が終わって二交代して土曜日も出て、今日の実技試験だったので
疲れ果てました。今日は早めに寝ます。