trainです。
土曜日の地震って意外に影響ありましたね。
あわよくば五能線のキハ40に乗ろうと思っていましたが、今週末は諦めます。
新幹線が広範囲で不通になると不便です。
山形、秋田、青森はかろうじて首都圏から飛行機が飛んでいるので、
バイパスラインは機能したようですね。
東北の日本海側は上越新幹線から羽越線がありますし、仙台に関しては
常磐線があったおかげで鉄道でもバイパスルートが機能しました。
仙台に至っては通常飛ばない飛行機も臨時便がでる模様です。
新幹線ができれば飛行機はいらないと思われがちですが、
両方のルートを確保しておくといざというときに役に立つことが分かります。
今回かわいそうなのが福島です。
新幹線がダメなので高速バスしかありません。
常磐線のように在来線の特急でもあれば大量移送が可能ですが、
新幹線と並行する在来線は特急を廃止して久しく、車両もなければ
運転できる人もいなく、こういうときに陸の孤島となってしまいます。
公共交通機関としてはやはり非常時に備えた対策がとれるようになるべきです。
この春でムーンライトながらが廃止になってしまいますが、
もし何らかで東海道新幹線が不通になったら立ち行かなくなりそうですね。
185系や373系でムーンライトながらを運転し続けていれば、
有事の際に名古屋まで快速として大量輸送が対応できます。
東京から名古屋・仙台・新潟に関しては在来線でも1本くらい速達列車を用意し、
バイパスラインとして機能できるようになって欲しいです。
北陸新幹線も開業が延期となりますが、こちらも早く延伸が期待されます。
東海道線も東海道新幹線も両方ダメになったとしても、北陸経由で大阪まで
行くことができるのでバイパスとして有用です。
JRになって30年以上経ち、それぞれの会社がバラバラな動きをした結果、
会社間を跨いだ乗り入れができなくなるケースが増えています。
一度交通政策として見直すべき時がきたのではないかと感じてしまいました。