trainです。
2日連続で7時半過ぎまで寝てしまっています。
このままGW明けの出社時に寝坊しないか不安になっていました。
本日も振替出勤でフレックス出社しました。誰もいない会社っていいです。
10時~15時と決めて仕事をしていますが、電話もないし会議もないし仕事に
没頭することができます。
飯も食わずに仕事をして気づいたらもう帰る時間になっています。
とりあえずこんな感じでGWは頑張って、6月に4連休とか取ろうかと思います。
これで6月も緊急事態宣言が延長されたら参っちゃいます。。
モチベーションが続きません。
最近暇でTVをよく見るのですが、昨日の緊急事態宣言延長の会見で
PCR検査が諸外国と比べて圧倒的に少ないんですね。
3月頃に20000件/日にすると言っていたような気がしていたのですが、
まだ7000件/日程度しかないそうですね。
※ソース元
https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/statement/2020/0504kaiken.html
専門家の方も根深い問題があると言っているようですが、あんまりです。
ドライブスルー検査もなかなか浸透している雰囲気もないし、
5月中にどこまで改善されるのでしょうか。
穿った見方をすると感染者数を増やしたくないように見えてしまいます。
諸外国と比較した場合、人口当たりの医者の数でいうとやはりやや少ないようです。
※ソース元
https://labcoat.jp/medical-workforce-data-ranking/
なりたい人が多い割に少ないのは悲しいですね。
一方で人口当たりの病床数でいうと世界トップクラスとのことです。
※ソース元
https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/16/backdata/01-03-02-05.html
http://top10.sakura.ne.jp/IBRD-SH-MED-BEDS-ZS.html
何を意味しているかというと医者1人あたりの患者数が多いということですね。
非常に良い言い方をすると効率よい(悪い言い方をすると医者を酷使している)
体制ということが数字から見て取れます。
何もない平時な時であれば対応できたのですが、コロナという非常時では
対応できない体制だったということでしょうか。
医療の最先端の国だと思っていたのですが残念です。
他にも人口当たりのICUの数の比較をしたサイトがありました。
※ソース元
https://diamond.jp/articles/-/233783
僕も初めて知ったのですが、病床数が20床以上を「病院」といいそれ以外を
「診療所」と定義しているんですね。
日本の特徴として「診療所」が多くICUを持つような「病院」が
非常に少ないそうです。
まぁ確かにコンビニと同じくらいクリニック(診療所)がある感じします。。
ただコロナの場合、一般の医療機関では受診していないのがほとんどです。
https://minnano.clinic/oimachi/files/20200330_covid19.pdf
「クリニック コロナ」で検索すると大体が「当院では検査できません」と
なっているか、場合によっては「営業を自粛」しています。
つまり、医者一人当たりの患者数が多いのに、ただですら数が少ない
特定の「病院」にコロナ患者が集中する構造になっています。
ステイホームで医療崩壊を防ぐと言っています。あたかも様々な医療分野の
崩壊と聞こえてしまいますが、構造上の問題があると思われます。
あくまでもコロナに偏重する特定の「病院」の医療崩壊を防ぐということです。
しかも特に内科というミクロなところの医療崩壊をしている気がしています。
下手したら同じ病院でも他の科からは「内科は大変そうだよね」って
なっているかもしれません。(※想像です)
では 日本で「診療所」がなぜ多いのでしょうか?
調べてみるとちょっと古いサイトですが、開業医は美味しいところがあるようです。
※ソース元
https://president.jp/articles/-/23956
要は「病院」でサラリーマンするより「診療所」でフリーランスする方が
金が稼げるわけです。
これ以降は自分の人生経験での話になります(つまり穿った見方が入っている)が、
中高一貫校に通っていて、それなりの割合で医者のご子息がいました。
中には非常に優秀なご子息もいて、国立医学部に行く人もいました。
一方で私立大学(指定校だったり付属だったり)に推薦で(要するに寄付金と
そこそこの学力で)医学部に行く人がおり、どちらかというとそういった方が
マジョリティだったと記憶しています。
非常に裕福な家庭が多かったです。ガラケーや携帯ゲームの最新機種を
発売の翌日に学校で見せびらかしていた人を今でも覚えています。
大学受験の時も国立や私立一般受験に向けてピリピリしている雰囲気の中で、
車の免許取った!とか卒業旅行どこに行こう?とかほざいていたのも覚えています。
そういった恵まれた環境のご子息は美味しい仕事なのでそのまま親の跡を
継ぐでしょうから「診療所」ないしは個人経営の「病院」に卒業後数年で
行くのだと思います。それはそれでご家庭で築いたものがあるので
否定するところではないのは分かっています。
ただ今回コロナで問題になっているのは大きい大学病院のような
「指定医療機関」の医師が不足していることが問題です。
金がかかるかもしれませんが、国立大学医学部で多少難易度を下げてでも
「指定医療機関」に勤めるような制度を設けた方がいいのではないかと思いました。
至近では地方で「僻地医療枠」があるようにパンデミックに備えて
感染症対策等の専門的な枠を設けないと太刀打ちできないように思います。
自分の回りでも国立医学部を目指していて断念していた人がいました。
志は高いけど枠が少ないがゆえに国立医学部あきらめざるを得ない状況でした。
(私立まで選択肢があれば医者になれたと思っています)
今の国立医学部は地方でも京都大学工学部並みと極めて高いハードルです。
もう少しなりやすい(せめて地方旧帝大工学部並み)職業になってパンデミックにも
対応できるような体制になればいいなと思う次第です。
ここまで医者になる枠が狭いのも「根深い問題」の一つだと思います。