trainです。
以前「フル免許持っています」
https://train-train0702.hatenablog.com/entry/2019/01/06/110859
でブログを書き、大型二種免許を除いた免許の取得方法も記載しました。
大型二種の取得記も書かないとなぁと思っていたので、書いてみます。
大型二種免許を取得したのは7年前修士2年の夏ごろだったかと思います。
当時は
・中型自動車第一種免許
・大型特殊自動車第二種免許
を持っていた状態です。
東京の大学と実家との間で、一番安い教習所を選択しました。
学割+ネット割を屈指して31万円位かかったと記憶しています。
通常、中型一種だけの所持では40万円位かかるはずですが、
大特二種を持っていたおかげで学科が一部免除されます。
たしか技能24時間、学科9時間(応急救護、障碍者への対応等)だったかと思います。
奨学金の半分を大型二種免許に費やしました。
入会して予約しようとしましたが、車が1台しかなく、予約が一月先まで
埋まっていました。
当時は学生だったので、研究室をさぼって平日教習に行くことができましたが、
社会人だったらイチイチ年休を取得しないといけないので、大変だと思います。
(追加で金払って優先的に教習時間を選べるところがいいと思います)
それでも週に2時間ずつの教習で少しずつ進める形となりました。
教習車は車長11m、ホイールベース5.5mとなっていますが、
大型トラック(12m)よりも若干小さく、ホイールベースが中型車並み(大型トラック7.2m,、中型トラック4.3m)なので思ってたよりも扱いやすかったです。
教習はじめは発進・停止の手順、車幅・車高の確認、右左折、
路端停止・発進、踏切、坂道など基本的なことしかやりません。
普通車と異なるのは
バッテリスイッチの有無(エンジンつける前にやります)
発進時5点確認→6点確認(必ず一度乗客の安全を確認します)
一時停止などでも発進時に必ず乗客を確認
右左折前のリヤオーバーハング(黄色い車の画像参照)の確認
運転席のはるか後方に前輪があること(運転席が交差点に入ってからハンドルを切るまでのタイムラグが大きい)でしょうか。
教習が進むとS字、クランク、方向転換、縦列駐車、隘路の進入、鋭角、後方感覚
と進んでいきます。
鋭角と後方感覚だけは最後まで手こずりました。
教習中はいろんな教官に教えていただきましたが、だいたい原簿みて
教官「えーっと・・今持ってる免許は中型、大型二輪・・・大特・・2種?・・・」
train「はい」
教官「なんで大特二種なんか持ってん?仕事は運送関係?」
train「いえ・・ただの大学院生です。」
教官「学生なのにバスの免許いるんか?」
train「今のところはまだ・・趣味です」
教官「そう・・・(変わったやつ)」
こんな感じでした。
鋭角、後方感覚以外はおおむね順調で仮免まで順調に進みました。
仮免を取得した後はひたすら路上教習でした。
感想としてはとにかく道が狭い。(バスがデカいだけか)
コースはそれほど多くなく、数時間も乗れば慣れました。
教官からは
・車幅が広いから運転時は前だけでなく左右のミラーを屈指して
はみ出ないよう確認する。
・止まるときはブレーキをほとんど踏まない状態にして摩擦だけで止まるようにする。
・木の枝や対向車の位置を常に意識する。
といわれました。
路上教習はバスの通行位置・安全確認・乗り心地・路端停車を
ひたすらやっていた気がします。
右折するときはバスがよく接触事故を起こす左前方と右後方(左折はその逆)を
確認しながら走行します。
また、車幅と道路幅がいっぱいなので、位置を絶えずミラーで確認します。
巻き込み確認、オーバーハングの確認・乗客の確認等、右左折したり止まったりするときは確認します。見るポイントが多すぎてかなり忙しいかった記憶があります。
路上教習の後半ごろから、教習終了の5分前くらいに戻ってきて、
場内課題をやらせてもらえました。
ちょっと間が空いたので、方向転換、縦列駐車、鋭角、後方感覚の場内課題は
ダメダメでした。あまりにひどかったので教官から検定の前に時間取って
特訓した方がよいと言われる始末。
やむを得ず、9,000円の追加料金を払って場内課題をひたすらやる時間を設けました。
バスは前輪が運転席の後ろにあるので、鋭角の課題をするときは道路の外に
自分の体が来るので気持ち悪いです。
そんなこんなで1時間の延長はしましたが、検定に落ちることもなく、
大型二種免許を取得しました。
【参考文献】
http://www.dab.hi-ho.ne.jp/t-wata/menkyo/bus.html