trainです。
先日のブログでフル免許を所持していることを述べましたが、
一番最後に取得したのは「けん引自動車第二種免許(以下、けん引二種)」でした。
本当は在学中にフル免許を取得しようと思いましたが、費用・時間の問題で
けん引免許は取得できないでいました。
そこで社会人1年目の工場研修の時に3交代体験実習の時間を利用して、
けん引免許を取得しました。
教習所に通う気はなかったので、一気にけん引二種を取得しています。
社会人になったときには既に大型二種(バス)免許や試験場でしかとれない
大型特殊二種免許を所持していたので、法規走行はバッチリでした。
あとはけん引自動車というちょっと特殊な動きをする乗り物に対して、
ハンドルの動きとトレーラーの動きをどうやって一致させるかを意識して
練習に取り組みました。
何を言っているかというと
「バックで車庫に入れるときには、初めに普通の車と反対の方向に
ハンドルを切る必要がある」
ということです。
普通、車を道路に対して垂直方向の車庫にバックで入れるときには
駐車場が右側にある場合はハンドルを「右に」切って車庫に入れるかと
思います。
ところがけん引自動車は違うのです。
ヘッドとトレーラーの間にピンで固定されているのがけん引車なので、
始めにトレーラー側を右に向けるために一度ヘッド(運転席のあるほう)を
「左」に切ってあげて、車全体をくの字にしてきっかけを与える必要があります。
きっかけが作れたら後はヘッドとトレーラーの角度を気にしながら
「右」に切りながら調整していくという操作となります。
こんなイメージ
なかなかイメージできないと思うので、ぜひこれを使ってイメトレしてください。
やり直すことなくできるようになればけん引自動車の特性は
理解したといえるでしょう。
あとはいろんな人の合格体験記を見てください。
trainは以下サイトを参考にしました。
追加としてプロの動画を見た方がいいです。
それでもtrainは自信がなかったので、非公認の教習所に通いました。
当時は「上江橋モータースクール※」というところがあって、
4時間ほど練習しました。
※現在は閉鎖されています。
そこまで練習したので2回の試験で合格しました。
ちなみに関東で現在練習ができるのは
・戸塚自動車学校
・東洋自動車教習所
あたりかと思います。試験前に練習をおススメします。
(一種から始めるなら教習所でOKです)
試験の鬼門は「S字」と「方向転換」だけです。
特に方向転換さえできるようになれば合格するというサイトが多いです。
実際に正しいのですが、意外とS字も難しいです。
特にS字への進入ですね。
自分は合格した2回目の時にS字に侵入する際に脱輪小になりかけました。
実際なる前に車を止めましたが、さてどうしたら脱輪せずに抜けられるか
ということを即座に考えました。
普通の車であればハンドルを切っている方向にバックすればもとの位置に車を
戻すことができますが、けん引はそういった動きをしないので混乱しました。
実際に自分が取った手段としてはハンドルを真逆に切ってバックをして
敢えてジャックナイフ気味にしてトレーラーの方向を変える手段に出ました。
功を奏して脱輪せずにS字へ侵入することができて見事試験に合格できました。
様々なシチュエーションをイメージしてシミュレーターでトレーニングしておくと
いいと思います。
現在免許の種類は15種類ですが、免許証の欄は14種類しかありません。
これはどういうことかというと
けん引一種のみ取得→「け引」
けん引二種のみ取得→「け引二」
両方取得→「引・引二」
とけん引免許だけ表記を変えて対応しています。
フルビット免許の方はこのように
「引・引二」となって優越感に浸れます。
ちなみに僕の免許証は
「け引二」なので、一種を取っていないことがわかります。