train_train0702’s diary

特級ボイラー技士、その他資格取得&ツーリングやドライブ、鉄道乗りつぶし

特級ボイラー技士 取得記

trainです。

飛行機まで暇なので、10月に受けた特級ボイラー技士に合格したため、
あまりブログに取得記もないので、書いてみます。

ボイラーというのは燃料を燃焼または何らかの余熱・廃熱を利用して、
温水とか蒸気を発生する設備となります。
(詳しくはググってください)
身近なものとしてはお風呂のお湯を沸かす給湯器ですね。
そのような小さなものから大きな工場には
マンションと同じくらいの大きさのものがあります。

そのようにしてボイラーで発生する蒸気の圧力を利用して「発電」するものと
単に「熱源」として利用するものがあり、それぞれによってお役所(法律)が
変わってきます。
「発電用ボイラー」・・・経済産業省電気事業法
「通常のボイラー」・・・厚生労働省労働安全衛生法
それぞれで法律が変わるので、取り扱い主任者になるにはそれぞれに
資格が必要となってきます。
前者は「ボイラー・タービン主任技術者」で、後者は「ボイラー技士」の
資格が必要になります。
今回のブログでは「ボイラー技士」なかでもすべてのボイラーを扱える
「特級ボイラー技士」の取得の仕方に関して紹介します。

「ボイラー技士」に関しては取り扱う大きさに応じて下記3種類あります。
・2級ボイラー技士:伝熱面積~25m2未満のボイラー(小規模除く)
・1級ボイラー技士:伝熱面積25~500m2未満のボイラー
・特級ボイラー技士:すべてのボイラー
貫流ボイラー・廃熱ボイラーなどは伝熱面積に係数がかかる)
上記免許を取るにも免許交付条件があります。

ボイラー技士 - Wikipedia

受験資格(特級ボイラー技士)



一般的な取り方として
【受験条件】
2級ボイラー技士:なし
1級ボイラー技士2級ボイラー技士免許を所持
特級ボイラー技士:1級ボイラー技士免許を所持
【免状取得条件】
2級ボイラー技士:ボイラー取扱技能講習を受講する
1級ボイラー技士2級ボイラー技士免許を取得後、2年間ボイラーを取り扱う
特級ボイラー技士:1級ボイラー技士免許を取得後、5年間ボイラーを取り扱う
かつ左記に示した試験に合格する。
となるかと思います。
ただ試験に合格するだけで取得できないというのが、この資格の面倒なところです。

 

他にも裏技があって、特級ボイラー技士に限って記載すると
・エネルギー管理士(熱)を有するもので2年間の実地修習を経たもの
・ボイラー・タービン主任技術者免許所持かつ500m2以上のボイラー取扱経験者
海技士(機関1,2級)所持
のいずれかかつ特級ボイラー技士試験に合格して交付というのもあります。

 

特級ボイラー技士免許を取得するための最短の方法としては、

社会人1年目でボイラー実地修習を開始し、エネルギー管理士試験を取得して、

2年目でエネルギー管理士免状交付し、3年目で実地修習を終了した後に

10月の特級ボイラー技士試験に合格すれば、社会人3年目で取得可能です。

(そんな人いるのでしょうか)

初めてボイラー試験を受けたのは5年前の新入社員の時。
会社の資格取得のノルマで2級ボイラー技士を取得しています。
この時はまだ所属していた工場で1級ボイラーまでしか必要なく、
いずれ1級とればいいやくらいに思っていました。

 

しかし3年前に異動になり、そこでは特級ボイラー技士が必要な
超大型のボイラーがいくつもありました。
しかし、工場の所属で特級ボイラー技士の取得者がおらず、
製造所の他の部署の人が管理者をやっている状況でした。
そのため、他部署から自工場でも取れ!というプレッシャーが
かなりありました。


一方で上記にも書きましたが、受験するにもハードルが高く、
たまたまボイラー2級・エネルギー管理士(熱)を所持していたので、
白羽の矢が立ってしまいました。

 

まずはtrainの場合、エネルギー管理士(熱)を取得していても
実地修習の届出を出していなかったので、1級ボイラー技士免許を取得する

必要があります。(実地修習は夏に始めました)

そこで5月末に1級ボイラー技士試験を受験し、見事合格。
5年間ボイラー取扱経験があったので、6月末に免状を交付され、
これでようやく特級ボイラー技士の受験が可能となりました。

 

特級ボイラー技士試験は

・ボイラー構造に関する知識

・ボイラー取扱に関する知識

・燃料、燃焼に関する知識

・関係法令

の4科目あり、3年で4科目取れば合格となります。

<合格基準:受験した科目の平均6割以上かつ各科目4割以上>

<前年・前々年で合格した科目も受験可能>

1級2級と大きく異なるのは、試験に筆記・計算が加わることです。

(1級2級は選択肢)

 

それぞれ1問目:計算、2問目:記述、3問目:穴埋め、4~6問目:選択(高難易度)

となっています。

 

特級ボイラー試験は10月にあるので、ひとまずは6月末の準備講習に行きました。

一般社団法人日本ボイラ協会 | 受験準備講習

中国出張もあったので、関係法令は受験できず、初めは2年計画のつもりでした。

 

そこからは7月~9月までは週末に過去問中心に勉強をしました。

参考書はおそらくボイラー協会のものしかないと思います。

日本ボイラ協会 図書オンラインショップ / 受験準備図書(特級ボイラー技士)

9月中旬くらいまでで法令以外は6割弱はとれるかなーというところまで

できてきたので、一発合格も狙ってみることにしました。

過去のブログにも書いていますが、アメリカ行く飛行機でもひたすら

勉強し、関係法令も4割行くかどうかというところまではできるように

なってきました。

大体講習の時間も含めて100時間弱くらい勉強したと思います。

1級ボイラー技士の勉強を含めたら130時間とかになるかもしれません)

過去問は平成20年度から10年分解いています。

 

そんなこんなで受験当日(10/1)。月初の締め作業で6時に出社してからの

受験となってしまいました。

狙いとしては構造・取扱:6割、燃料:8割、法令4割としていましたが、

まさかの燃料がいつもより難しく、また来年かなと思っていましたが、

法令でまさかの直前にみた、ボイラー取扱主任者の責務が丸々出たので、

5割くらいは出来ました。

 

合格発表は11/7でしたが、ネットの合格発表を見たところ、

見事合格していました。

会社の資格試験の中で一番合格して嬉しかったです。

 

ひとまず合格をしたのですが、免許交付には

1級ボイラー技士免許を取得後、5年間ボイラーを取り扱う

・2年間の実地修習(エネルギー管理士所持)
・ボイラー・タービン主任技術者免許取得

のどれかとなるので、夏から実地修習を始めています。

 

しかし、会社の別部署から早く免許もらってくれと圧力がかかっているので、

ボイラー・タービン主任技術者を取ることとなりました。

これは経済産業省のお役人さんに対して面談(口頭試問)して

交付されるものです。

来年1月に受験予定なので、こちらはまた別途ブログでアップします。

 

ここまで頑張りましたが、資格手当などは一切なく、責任だけ

負わされてしまいます。まぁ逆に言えば会社としては

やめられては困る存在になるということで、強気にいられるわけです。

 

来年以降受験される方は頑張ってください。